発売後の改題は「ジェダイの帰還」以来
10月に改めて発売される「ナポレオン・ダイナマイト」
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そんな「バス男」の発売から約7年半経った13年8月2日、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンがツイッターで重大発表をした。
「日本一最低な邦題と映画ファンを失望させた『バス男』が新しい邦題で再出発!『ナポレオン・ダイナマイト』ブルーレイ&DVD、邦題もジャケットもレーベルもリニューアルして10/2発売!時代に便乗してこんな邦題をつけてしまい大変申し訳ございませんでした」
これに対し、映画ファンからは「おめでたい!」「良かった、いい映画だけに。本当に良かった」「やっぱりこの題じゃなきゃ!」など、歓喜のリプライが寄せられた。一方、「そう嫌いな邦題でもありませんでしたが。。。」「それはそれとして好きな邦題でした(笑)」といったリプライもあり、残念に感じている人もいるようだ。
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンによると、会社あてに直接「邦題を変えてくれ」というような問い合わせが多く寄せられたというわけではないが、発売当時インターネットで批判の声が上がっていたのは把握していた。「バス男」を製作・配給した「フォックス・サーチライト・ピクチャーズ」というレーベルが14年で20周年という節目を迎えるのにあわせ、ファンの意見を汲むかたちで改題に踏み切ったという。
ちなみに、これまで20世紀フォックスがDVDを発売した後に邦題を変えた例は、1983年公開の「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」がある。脚本のジョージ・ルーカス氏が当初「Revenge of the Jedi(ジェダイの復讐)」というサブタイトルにしていたが、公開直前に「Return of the Jedi(ジェダイの帰還)」に変更した。日本では「ジェダイの復讐」で公開し、そのタイトルでビデオも発売されたが、日本のファンから「改題を」との声が高まり、04年発売のDVDから「ジェダイの帰還」に改題された。