千秋「口パクとか歌手じゃないと思ってる」
FNSが「生歌祭り」となったのは、プロデューサーのきくち伸さんが主宰するフジテレビの音楽番組制作スタッフチーム「音組」の意向によるものだ。
きくちさんは13年3月、ブログで「歌手であるからには、フツーに歌えることが絶対条件だと思う」として、自らが手がける音楽番組で「口パク」を受け入れないことを決めたと発表した。
このブログには「生歌大賛成」「見る側としては生歌が良い」など賛同コメントが多数寄せられたが、今回のFNSの醜態を見て「ちょっと思った。がっかりするなら口パクでもいいかもって」「口パクを今までバカにしてたけど、生歌で歌えば良いってものじゃないと言う事を学んだ」「テレビで見る分には下手な生歌より上手な口パクでいい」といったツイートが投稿され、「口パク容認」に転向する人が増えたようだ。
一方、「それでも生歌がいい」という声も根強い。タレントの千秋さんがFNS放送中、ツイッターで「口パクとか歌手じゃないと思ってる。歌手志望より。」と投稿した。これに対し、「その通りです」「口パクするぐらいなら歌うな!!って思います」「私も同感。歌い手って書いて歌手ですもん。歌わないと」など、同意のリプライが寄せられている。