レストラン利用する際は衛生環境を確認するように呼びかけ
同庁では調査結果を受け、飲食店に対しては(1)夏の食品調理や保存方法(2)食材原料の管理方法(3)食器やふきんの使い方、について改めて啓発活動を行い、一般消費者に対してはレストランを利用する際には衛生環境を確認するように呼びかけている。
日本でも「O157」として知られている腸管出血性大腸菌による食中毒が問題になることはあるが、これほど大規模に汚染が明らかになるのは珍しい。
これを受け、日本大使館では韓国側が発表した内容を翻訳し、7月24日にウェブサイトに掲載。日本大使館では翻訳文に加えて、
「食中毒というと、レストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生していますし、発生する危険性がたくさん潜んでいます。ただ、家庭での発生では症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかれず重症になったり、死亡する例もあります」
という独自の注意書きも加え、改めて警戒を呼びかけた。