ネット選挙への評価「若者と政治、選挙を近づけた」
今回初めて解禁されたインターネットを活用した選挙運動への評価を求められても、
「若者と政治、あるいは選挙を近づけたということで意味があったと思う。その他の点については、もう少し詳しい中身をみてみないと分からず、今どうこうということは申し上げない」
と詳細は先送りにした。
それ以外に、海江田氏は、
「まだ『刀折れ、矢尽きて』いないという認識」
「毎日、屈辱の中で息をしている」
「あいまいなことにひとつの方向性を出していかないといけないと思っている」
と今後の党再建に向けた決意も口にしていた。
民主党では、細野豪志幹事長が参院選惨敗の責任を取る形で辞任したが、海江田氏は続投を表明している。だが、党再建や野党再編に向けた明確なメッセージが発信できているとは到底言えず、今後「海江田おろし」が加速する可能性もある。