「年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込んでも、そういう人たちには高級店の企業努力や歴史がわからない」「水で800円取るのは当たり前、いい水出してるんだもん」
こんな発言で集中砲火を浴びていた川越達也シェフ(41)だが、ようやく風当たりは弱まっているようだ。
当初はテレビ番組で自ら謝罪しても火に油を注ぐ状態だったが、「自虐ネタ」への転換が功を奏している。
「その節は本っ当に、皆様にあの、不愉快な…」
川越シェフは2013年7月25日放送のバラエティー番組「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に登場した。
番組では、川越シェフが8月、東京・渋谷に新たな女性向けのイタリア料理店をオープンさせることが明かされた。
カレー屋からの改装を図っている店舗内を川越シェフが視察している様子のVTRも流れたが、その中でシェフはカウンターを見て「女性には(高さが)高すぎる」と指摘した。
VTRが終わった後、MCのダウンタウン・松本人志さんが「カウンターの高さには気が付いたのに、水の高さには気付かなかった」とチクリ、スタジオは爆笑に包まれた。
川越シェフは困ったような笑顔を見せながら「その節は本っ当に、皆様にあの、不愉快な…」と謝罪しかけたが、松本さんは「もう誰も許してくれますよ。何せイケメンオーナーシェフですから!」とイジりながらフォローしてみせた。
ちなみに渋谷だけでなく、東京・白金にも新店舗をオープンさせるという。川越シェフが「あくまでも、懺悔のお店です」と言うと、また笑いが起こった。
ゲストの芸能リポーター・井上公造さんから「お水はどういうシステム?」と聞かれると、カメラ目線で「もちろん、無料でございます!」と切り返し、スタジオから笑い混じりの拍手が上がっていた。