6月の消費者物価0.4%上昇、14か月ぶりプラス

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   総務省が2013年7月26日に発表した6月の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、値動きが大きい生鮮食品を除く「総合」で100.0となり、前年同月に比べて0.4%上昇した。前年同月との比較でプラスに転じるのは2012年4月以来1年2か月ぶり。

   電気代やガソリン代の上昇が押し上げ、テレビなど一部の耐久財の低下幅が縮小した。

   甘利明経済財政・再生相は同日の閣議後の記者会見で、「物価は日銀の目標に向けて緩やかに上昇を始めている」と述べた。

   電気代の上昇は、前年同月に比べて9.8%。ガソリン代は前年の低下の反動もあるが、同6.4%上昇した。

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