JR東日本はICカード乗車券「スイカ」の乗降履歴を利用者に無断で販売していた問題について利用者への説明が欠けていたとして2013年7月25日に記者会見を開き謝罪した。
この問題はJR東日本が日立製作所にスイカ利用者の過去2年5か月分の乗降駅、性別、年齢、日時、利用額を販売し、日立がデータを活用した駅周辺のマーケティング情報サービスを開始するというもの。JR東は販売するデータから個人を特定できる名前や連絡先を削除していたため「個人情報に当たらない」とし利用者に説明はしていなかった。JR東は今後、販売を望まない利用者のデータは削除することを決め、13年7月26日から電話やメールで要望を受け付ける。これまで日立に販売したデータは破棄し、2か月後に改めて日立にデータを提供し直す。