自宅での不倫が明るみに出て以来、すっかりなりを潜めているタレントの矢口真里さん(30)。「復帰はまだ遠そう」「いや近く復帰か」と様々な報道こそ出るものの、全く音沙汰はない。
そんな中、矢口さんが「今復帰するのを自ら拒否している」との週刊誌報道が出た。多額の貯金が尽きた頃に復帰したいと言っているとも書かれている。どこまで本当なのか定かではないが、矢口さんは思惑通り、数年後に復帰できるのだろうか。
ナイナイ岡村は前向き「めちゃユルから復帰する?」
矢口さんは、雑誌「週刊ファミ通」2013年6月20日発売号の連載「ゲーマーです。」を最後にメディアから姿を消した。それ以来、批判とともに「そろそろ出てきたら」という声や復帰に関する憶測が上がっている。
7月3日放送のインターネット番組「めちゃ×2ユルんでるッ!」では、ナインティナインの岡村隆史さんから「復帰をここからやるか?」「なんかあったら、『めちゃユル』からスタートしてみたらいいんじゃないですか」と、自身の番組での復帰を歓迎した。
その約1週間後、7月9日発売の写真週刊誌「FLASH」に、目深に帽子をかぶり大きなマスクで顔面を隠した現在の矢口さんの写真が掲載された。両手に荷物をたくさん抱える姿に「自宅での"籠城"生活が長く続いていることをうかがわせた」として、芸能界復帰はまだまだ先になりそう、と書いている。
一方、日刊ゲンダイは7月16日、テレビ局関係者の話として「8月3日放送の27時間テレビの深夜帯に放送する『さんま・中居の今夜も眠れない』で復帰という話が浮上している」、芸能関係者の話として「8月上旬に記者会見を開く」と報じ、姿を見せる日は近いか…と思わせた。
「騒動は逆に最大のチャンス。エロ路線に走る手も」
様々な憶測が流れる中、13年7月23日発売の女性週刊誌「女性自身」が、「矢口さんの復帰拒否」を報じた。
芸能関係者の話として、復帰するには不倫・離婚騒動の謝罪と事情説明を自らの口でしなければならないが、矢口さんは批判の集中砲火になるのを恐れて消極的で、「復帰する気がない」と書かれている。
また、矢口さんが「とりあえず貯金が1億円はあるから、それを切り崩していけば5年間は何もしなくて暮らせる。だから復帰についても焦らないで、完全にほとぼりが冷めてからにしたい。自分の存在が世間から忘れ去られたくらいの時期のほうがいい」という本音を友人に打ち明けたという知人のコメントも掲載されている。
みんなが騒動を忘れた頃、謝罪も釈明もなく復帰したい―矢口さんが本当に言ったのかはわからないが、こんな考えが通用するのだろうか。
芸能評論家の肥留間正明さんは、
「1億円もあって、今出てきたくないというなら、もう引退しちゃえばいい。そこまで大物でもないし、芸能界にとってはいてもいなくても一緒」
と言い放った。
一方、矢口さんが芸能界に残る気があるなら、「生きる道はいくらでもある」という。主婦向けの番組やCMなどは厳しいが、今回の騒動で付いてしまった「酒好き、男好き」のイメージを活かして「エロ路線」に走る手もある。タレントにとって不祥事は名前が売れることにもつながり、「逆にこれは最大のチャンス」というのだ。
視聴者への謝罪や事実の説明も不要で、そういうことは夫婦間でちゃんとしておけばいいのであって、本人は堂々と出てきてヘラヘラしていればいいのでは、という。
ただ、これ以上グズグズしていたら周りのスタッフやマネージャーがさじを投げてしまう。復帰するならできるだけ近いうちがいいだろう、と話していた。