オウム真理教の替え歌で投票呼びかけ 中学教諭のツイッターに批判相次ぐ

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批判には「『臭いものには蓋』と変わらない」

   不謹慎だとの批判に対しては、「一見正しいことを言っているようだが、『臭いものには蓋』と変わらない」とツイッターで反論する。

   男性教師は、「日本人は嫌な事は早く忘れて目の前から消し去り日常に戻ろうとするバイアスが強すぎる」とし、「一連の麻原彰晃の歌はみんな聞いてみた方がいい。そしてなぜこんな集団が一定の支持を得たのかは今後も考えたい」などと説明している。

   自らにも、オウム信者になって警察に指名手配された友人がおり、出家した友人も数人いたとして、「なぜ、ああなってしまったのか。今でも考えている」と言う。男性教師は、オウム信者かとツイートで聞かれ、「オウムの話題を出すと『信者か』と言う方がよっぽど不謹慎ですね」と反論していた。

   なお、男性教諭は、反原発の立場を明確にしており、過去には、ツイッター上の放射線量測定を巡る発言で福島県の人から訴訟を起こされたことがある。また、お笑い芸人が「現時点では原発は必要」だと伝えた過去のツイッター・ダイレクトメッセージを無断で公開したと論議になり、男性教諭はこのとき、芸人が脱原発派と明かしたから公開してもいいと思ったと説明していた。

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