「カフェ」「ギャラリー」「出版社」を統合し、個性的な展覧会を開くなどしていた東京都内のユニークなショップが閉店したのだが、その理由が「生々しすぎる」と話題になっている。
店主が「複数の女性との不倫関係にあった」「大麻取締法違反で逮捕された」などと赤裸々に告白し、何と不倫していた女性の名前まで晒してしまったのだ。
「妻への裏切りは枚挙にいとまがない程の気狂いっぷり」
この店の公式サイトに、2013年7月21日付で閉店に関する店主のコメントが掲載された。
「閉店の直接的な原因は資金繰り悪化による任意整理を決定したことですが、ここに至るには、私の恥ずかしい行いを告白しなければなりません」
こんな書き出しで、店主が結婚を機に妻と共に始めた店だったが、店を始めてから「複数の女性との不倫関係にあった」「大麻取締法違反(所持)をしていた」と告白した。
11年の開店以来、店の客である5人の女性の名前を挙げ、彼女らと「継続的かつ同時期に」不倫をし、自宅の他に隠れ家も借りていたという。「妻への裏切りは枚挙にいとまがない程の気狂いっぷりにありました」。
13年5月には大麻取締法違反の容疑で家宅捜索を受け、約4グラムの乾燥大麻所持の現行犯で逮捕・勾留された。現在保釈中だという。結果、自転車操業だった店舗の運営が破綻してしまったとのことだ。
「今後については妻と弁護士の先生と話し合いを重ねておりますが、私自身は今までの行いを猛省し、仕事を含める人間関係も全て清算し、全うな人間として戻って来られるよう、多くの罪をつぐない続けて行きたいと考えております。本当に無自覚とは怖いもので、38日の勾留生活で私の人生の最も大切なものが妻であることに気づかされたという始末です。浮気相手にかまけ、何より大切であった妻を裏切り続けてしまった結果をしっかり受け止める所存です。妻と今後、どのような関係性になるのかはまだ分かりませんが、生涯愛し続け、償い続けていきたいと決意し、この場を借りて書かせて頂くことにした次第です」
と懺悔した。
「あーって感じw」「色々やってたからね」閉店やむなしの声も
誰もが知る有名店というわけではないが、コアなファンの多い店だったということで、ツイッターには「好きなお店だったんだけどな…」など驚きや嘆きがあふれた。
一方、店をよく知るという人からは「裏で色々やってて、あーって感じw」「なんか営業中に店の鍵しめて色々やってたからね」「こういう終わり方も何か納得出来るには出来…ますねえ」など、言葉を濁しながら「閉店もやむなし」という声も上がった。
さらに告知文の衝撃的な内容から2ちゃんねるにもスレッドが立てられ、「これ不倫相手から訴えられないの?」などと書き込まれる騒ぎとなっていった。
反響が大きかったためか、13年7月23日15時30分までに、公式サイト上の閉店告知文は以下のように書き換えられている。
「閉店理由を公開しておりましたが、配慮が足らない不適切な内容があったことをお詫び致します。また、私の書き方が誤解を招くようなものだった様ですが、閉店理由に関して妻とスタッフは一切関係ございません」