映像を撮ろうとした瞬間「ものすごい丁寧な対応に」
番組には問題の記者と揉めたというスタッフ本人も登場し、「お前ら落としたんぞとか、俺に逆らったらどうなるかわかってんのかってことは言われました」と暴露した。しかし演説の様子をビデオカメラで撮影していた別のスタッフが記者の映像を撮ろうとすると、その瞬間「ものすごい丁寧な対応になった」というのだ。
橋下氏はそんな記者がいるとは信じられず、「なりすましかなと思ったんですよ。腕章を付けて、取材ゴロじゃないですけど、俺は朝日新聞の記者だってことを言って、わざと近付いてきてね、ホンマモンの朝日新聞の記者じゃないと思ったんですけど」というが、スタッフが確認したところ、京都総局に在籍する本物の政治部の記者だったという。京都総局に政治部はないため、政治部から転勤した記者ではないかと思われる。
「東京にしか政治部ってないんですよ。だから政治部の記者ってほんと勘違いしてる。国会議員とばっかり付き合ってるから、国会議員も政治部ってところには悪く書かれたら落とされるとかね、政治部にいいように書いてもらいたいとか思うんでしょうね。僕なんかこの5年間ね、こんだけメディアに叩かれて叩かれて叩かれまくってるから、メディアにいいように書いてもらおうなんか思わないからね。政治部の記者って言われてもだから何ですかって思うんですよ。それが朝日新聞の政治部とかいうことになると、俺は政治部様だぞってなるんですよ。維新の会は政治部の記者なんかにチョロチョロチョロチョロやられるような政党じゃないっつーんですよ。国会議員もだらしないですよ。政治部の記者か何かよくわかんないですけどそんなのにコロコロコロコロ転がされてね」
と、憤りをあらわにした。