「ショムニ」2回目で視聴率急降下 過去の栄光にすがるフジは「視聴者舐めている」

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   10年前の大人気ドラマを復活させたフジテレビの「ショムニ2013」2回目の視聴率は13.8%と初回(18.3%)から急降下してしまった。

   ネットでは「昔のヒットドラマの続編を作れば視聴率を獲れる安易な考え。視聴者をバカにしている」「相変わらずの安易なやり方だな」などといった感想が上がり、このままいくと視聴率1桁に落ち込んでしまうのではとの見方も出ている。

「前のメンバーのままでやってほしかったなぁ」

   「ショムニ」は1998年に始まり、その最終回は30%近い視聴率を記録し、2000年、02年とシリーズ化された。

   江角マキコ(46)演じる親分肌で上司もものともしないOLが、リストラ部署「庶務二課」の女子社員たちと暴れまわるのがウリだ。これまでのシリーズでは、江角の脇を宝生舞、京野ことみ、櫻井淳子、戸田恵子、高橋由美子が固めていたが、今回は江角以外のショムニOLを一新。ベッキー、本田翼、安藤サクラ、森カンナ、堀内敬子という20代の若手人気タレントや個性派女優を起用した。なお、江角の歯切れの良さ、白ブラウスにライトブルーのベスト・短いタイトスカートは健在だ。

   初回は旧メンバーも登場し、15分拡大版で平均視聴率18・3%とまずまずだった。ところが2013年7月17日放送の第2回では視聴率が13.8%と急降下してしまった。

   この数字に同調するように、ネットでは「前のメンバーのままでやってほしかったなぁ~~せめて戸田恵子さんは出続けて欲しいッス」などと、以前のメンバーを惜しむ感想や「変に成功体験があると難しいんだよ、抜け出すのが」「相変わらずの安易なやり方だな。脚本家がいないのね」とフジ制作陣への批判的な見方が相次つぐ。

   芸能評論家の肥留間正明さんは視聴率について、「テレビ業界でよく言われているのは、1回目よくて次に5%おちると、その次もまた5%落ちるという下降の原則。これで言ったらいずれ1桁になる可能性もある」と予測、さらに不調の理由について「フジテレビは視聴者を甘く見て舐めている」と指摘した。

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