2013年のAKB48選抜総選挙で見事1位に輝いた、HKT48の指原莉乃さん(20)。人気の理由の一つに「アイドルらしからぬアイドル」というのがあった。「かわいくなくて逆に応援したくなる」といわれたことも。
ところが最近、なぜか「指原意外と可愛くない?」の声が増えてきているようだ。元々ファンだった人はもちろん、AKBにそこまで興味がない層まで「指原可愛い」が広がりつつある。
さんま「ブス担当」小木「ヤバイほう」有吉「ブスの時代」
指原さんは元々「ヘタレ」「残念」「かわいくない」というキャラクターでファンに受けていた。
12年5月に発売されたソロデビューシングル「それでも好きだよ」の歌詞に「グループの中では地味なタイプ」「もっと可愛いコはいるよ」という自虐フレーズが入っていたほか、明石家さんまさんは「ブス担当」、おぎやはぎの小木博明さんは「指原なんてヤバイほう」、有吉弘行さんは「ブスの時代なのかな。女性が応援したくなるような人たちが活躍されていくのかも」とそれぞれ指原さんについて話していた。「ブス」はもはやパブリックイメージ化し、「イジりやすくていい」とセールスポイントにすらなっていた。
ところがこのイメージが覆り始めていることが、AKB論客であり、「アンチ指原」としても知られる漫画家・小林よしのりさんの、13年7月17日のブログで明らかになった。
記事では、「『指原が案外可愛く見えてきた』という説が最近、ネットのヲタだけでなく、編集者の間でも拡がっているのをわしも知っている」とあり、そういった風潮が「本来の指原の存在意義まで消滅」させていると指摘している。
「あれ?かわいい?」「どうしよう可愛い気がしてきた」戸惑いの声も
確かにインターネットで検索してみると、AKBファン以外の人もそうした書き込みをしているのが見受けられる。
ツイッターでは、特にAKBファンではなさそうな人がテレビ番組などを見て「指原かわいいじゃないか」「あれ?指原さんかわいい?」「どうしよう指原さんが可愛い気がしてきた」「指原がすっごいかわいく思えてきた…あんまり関心なかったのに」など、戸惑いまじりに感想をつぶやいている。
2ちゃんねるでも、アイドルの話題専門ではない板に「指原普通にかわいくね????????」「指原が1位になれたのって正直かわいいからだろ」「指原が超絶に可愛くなっていると話題」といったタイトルのスレッドが立てられ、指原さんをかわいいと感じる人が着実に増えていることを感じさせる。
週刊文春にスキャンダルを報じられても、めげずに努力を重ね人気爆発につなげた指原さん。女優やタレントは人気が出ると、表情にも自信があふれるようにあり、どんどんキレイになっていくといわれるが、どうやら指原さんもその1人になりつつあるようだ。