洗脳騒動は「家族不和」がきっかけ 元オセロ中島が朝日新聞で激白

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   「家族が嫌いやったから芸能界に入った」「私に関わらないでと言っても、めっちゃ干渉された」

   元オセロの中島知子さん(41)が、世間をにぎわせた「洗脳騒動」について、2013年7月17日付の朝日新聞朝刊「リレーおぴにおん」でこんな告白をしている。

   テレビ番組などではこれまで「事務所や相方との不和」が大きく取り沙汰されてきたが、実は「家族との不和」もあったと全国紙で明かしたことに、注目が集まっている。

家族と事務所の問題重なり「その結果が、アレですわ」

   「リレーおぴにおん」は13年6月から始まった「30代 プレシャスな私」という連載で、さまざまな女性に30代についてのインタビューを試みている。

   中島さんは34歳でNHKの大河ドラマ「義経」に出演、仕事も順調で収入も増えたと30代を振り返りつつ、「あぁ、あの話やろ。まだその話、します?まぁええけど……」といい、「謎の占い師と同居・洗脳騒動」に触れた。

   仕事が軌道に乗ると同時に「家族が経済的に寄りかかってきたんです」。「家族が嫌いやったから早く家を出て芸能界に入ったのに、家族の人生のために働いてるような感覚になった。私に関わらないでと言っても、めっちゃ干渉されて、私の中では家族の問題が大きくなりました」と明かす。

   さらにマネージャーと元相方の松嶋尚美さんが何の相談もなしに事務所から独立、家族も事務所も信じられなくなり、精神的に追い込まれた。「その結果が、アレですわ」と騒動を自嘲的に振り返っている。

「父には殴られた。語ることが憚られるような経験も」

   中島さんは芸能活動復帰以降、家族の問題について雑誌のインタビューで語ってきた。

   5月18日発売の「サイゾー」6月号では、中島さんの「脱洗脳」を任されたとされている認知科学者・苫米地英人氏との対談の中で、

「うちの両親は、いつまでたっても私に対して過干渉で、自分たちの言うことを聞かないと、40歳にもなる娘を怒鳴りつけるようなことをしてきたし、父には殴られることもありました」
「妹は無職で、30歳を過ぎても私が生活費や結婚・出産費用まで面倒を見ていたんですが、これではまずいと支援を打ち切り、自立することを促したんです。すると、妹は両親に対して『お姉ちゃんは変わってしまった』と言い出し、変わった原因として、私と親しくしていたAさん(中島さんと同居していた女性)の存在を持ち出しました」

と激白、騒動は事務所との対立や「洗脳問題」より家族問題の方が大きく影響した、と明かしている。

   さらに5月22日発売の「婦人公論」も、「家族の暴力的な支配が、私を苦しめ、破壊していった」という衝撃的な見出しで、10時間に及んだというロングインタビューを掲載した。

   この中で中島さんは、両親に月40万円仕送りし、振り込みを忘れるとすぐに催促の電話が来たこと、占いのような仕事もしていた同居女性に最初に相談していたのは中島さんの妹だったこと、妹の妊娠・結婚で中島さんが両親に怒鳴られ、結局妹が出産後に夫と別居し、面倒を見切れないと支援を打ち切ったら「お姉ちゃんが変わった」と両親に言われたことなど、家族の問題を赤裸々に語った。さらに中学生時代、父親から「ここで語ることは憚られるような経験」を受け、母親に相談しても取り合ってもらえなかったと、意味深な告白もしている。

   中島さんの言葉が全て真実かどうかはわからないが、騒動の裏側では想像以上に複雑な家族問題が絡み合っていたようだ。

姉妹サイト