「父には殴られた。語ることが憚られるような経験も」
中島さんは芸能活動復帰以降、家族の問題について雑誌のインタビューで語ってきた。
5月18日発売の「サイゾー」6月号では、中島さんの「脱洗脳」を任されたとされている認知科学者・苫米地英人氏との対談の中で、
「うちの両親は、いつまでたっても私に対して過干渉で、自分たちの言うことを聞かないと、40歳にもなる娘を怒鳴りつけるようなことをしてきたし、父には殴られることもありました」
「妹は無職で、30歳を過ぎても私が生活費や結婚・出産費用まで面倒を見ていたんですが、これではまずいと支援を打ち切り、自立することを促したんです。すると、妹は両親に対して『お姉ちゃんは変わってしまった』と言い出し、変わった原因として、私と親しくしていたAさん(中島さんと同居していた女性)の存在を持ち出しました」
と激白、騒動は事務所との対立や「洗脳問題」より家族問題の方が大きく影響した、と明かしている。
さらに5月22日発売の「婦人公論」も、「家族の暴力的な支配が、私を苦しめ、破壊していった」という衝撃的な見出しで、10時間に及んだというロングインタビューを掲載した。
この中で中島さんは、両親に月40万円仕送りし、振り込みを忘れるとすぐに催促の電話が来たこと、占いのような仕事もしていた同居女性に最初に相談していたのは中島さんの妹だったこと、妹の妊娠・結婚で中島さんが両親に怒鳴られ、結局妹が出産後に夫と別居し、面倒を見切れないと支援を打ち切ったら「お姉ちゃんが変わった」と両親に言われたことなど、家族の問題を赤裸々に語った。さらに中学生時代、父親から「ここで語ることは憚られるような経験」を受け、母親に相談しても取り合ってもらえなかったと、意味深な告白もしている。
中島さんの言葉が全て真実かどうかはわからないが、騒動の裏側では想像以上に複雑な家族問題が絡み合っていたようだ。