日本画家の故平山郁夫さんの妻(87)が相続財産から現金約2億円を意図的に申告しなかったとして、東京国税局から追徴課税されていたことが2013年7月13日、分かった。新聞各紙がこの日報じた。
追徴課税は重加算税を含め約1億5000万円で、すでに修正申告をして納付したという。
平山氏の作品の著作権についても約1億円の申告漏れを指摘されているが、妻側は不服だとして国税不服審判所に審査請求したとみられる。
平山氏はシルクロードや仏教をテーマにした作品で知られ、1998年に文化勲章を受章している。2009年に脳梗塞で亡くなった。