日本から大量のメール、しかし効果なし
大量に寄せられたメールに、さすがに関係者もたじろいだ様子だ。現地メディアも、「韓国の『性奴隷』記念碑が日本を怒らせた」などと相次ぎ報じ、騒動に注目が集まった。最終決定のため7月10日(日本時間)に行われた公聴会には、日系人住民が100人以上も殺到、中央日報によれば、「売春婦を記念する都市がどこにあるか」「売春婦は日本の将校よりも多くのお金を儲けた」などと相次いで主張し、少女像設置撤回を要求したという。
しかし、フランク・クィンテーロ市議が、
「14歳の少女が日本軍に奉仕するために、はたして『自発的に』故郷を離れるものだろうか」
と首を傾げるなど、日本側の主張は当局者の理解を得られなかったようだ。結局市議会は賛成4、反対1で、慰安婦像設置を正式に決めた。
除幕式は「慰安婦の日」である7月30日に行われる予定だ。