駅構内に掲示された、ジャニーズの人気グループ「嵐」のポスターの前にファンと思われる女性が群がり、行き過ぎた下品な「愛情表現」を見せて、インターネット上で問題になっている。
ファンでない人がジャニーズファンの言動を批判、嘲笑することはこれまでにもよくあったが、今回は内部からも激しい批判が巻き起こっている。
雨が強くなり、嵐が濡れていく日替わりポスター
新宿駅の地下連絡通路「メトロプロムナード」では2013年7月8日から14日まで、13日と20日に放送される特別番組「あたらしあらし」(フジテレビ系)のプロモーションのため、嵐の5人が写った大型ポスターが掲示されている。
ポスターは日替わりで、晴天から小雨、本降り、土砂降りと、「嵐」が近付いてくる様子を6種類のポスターで表現している。雨が強くなるにつれ、嵐のメンバーも少しずつ濡れていく、というものだ。
「日替わり」というプレミア感と「濡れていく嵐」のセクシーさがあいまって、ポスター前には掲示初日から大勢の嵐ファンらが撮影に訪れた。
しかし掲示された場所はあくまで駅構内の「通路」だ。あらゆる角度から写真を撮ったり、メンバーの顔の横に並んで友人に撮影してもらったりと、長時間通路に居座るファンもいて、ツイッターでは新宿駅を利用する一般客が「通行の邪魔」と声を上げていた。
ただでさえ通行人が迷惑し、ネット上で騒動になりかけていたところに、恰好の「炎上ネタ」が投下された。
ポスターの前で土下座する女性や、メンバーの股間に顔を埋めるようなポーズを取った高校生らしき4人組の写真がツイッターに投稿され、「気持ち悪すぎる嵐ファン」として大量に拡散される事態となってしまった。