民主党を離党した鳩山由紀夫元首相は2013年7月11日夜、携帯電話向け放送局「NOTTV」のバラエティー番組「エンダン」に出演し、「鳩山友紀夫」に改名したことを明らかにした。「友愛」の理念を示すことが目的だという。
孫の名前が「友紀」(ともき)で「孫の名前をじいさんがもらった」
番組で鳩山氏が登場した際、画面に「第93代内閣総理大臣 鳩山友紀夫」の文字が表示され、司会者が
「名前、表記が変わったんですね?」
と確認すると、鳩山氏は
「変わったの。戸籍は変わってないんですけど」
と明かした。さらに、改名後の名前が孫とほとんど同じになってしまったことを明かし、
「友愛の『友』。ところがですね、うちの孫が『友紀』(ともき)って言うんですよ」
「孫の名前をじいさんがもらった、みたいな。めったにないでしょ?孫より若くなるんじゃないかと思って…」
とおどけた。
鳩山氏は12年2月時点で「友紀夫」に改名する意向を表明しており、13年5月の国際関係のフォーラムに出演した際も「鳩山友紀夫」名義の名刺を配っていた。ただし、7月9日発売の「週刊SPA!」7月16日号には「由紀夫」名義でインタビューに応じていた。