アシアナ機事故めぐり韓国世論沸騰 「米国は韓国に責任を押し付けるな!」

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操縦ミスなら韓国側の責任逃れられず

   操縦ミス、となれば、責任はアシアナ航空側にふりかかってくる。ひいては韓国の「国威」にもつながる問題だ。そのせいか、韓国メディアではなんとかパイロット以外の「犯人」を探そうとしている。B777の欠陥、あるいは空港の設備が故障中だった――もっとも現時点では、これらの主張は旗色がいいとは言えない。しきりに機体不良説などを唱えていた朝鮮日報も11日に入り、不利な物証の増加に「操縦士が速度維持装置を切った可能性も」「調査の重点は『操縦士の過失』の方向に」とさじを投げるような記事を公開している。韓国の総合メディア「イーデイリー」などは半ば八つ当たり気味に、

「NTSBからは事故原因をパイロットの過失といわんばかりの発言が漏れる。それもそのはず、原因が機体の欠陥にしろ空港にしろ、責任は米国の肩にのしかかってくるからだ」

と、米国が韓国に責任を押し付けようとしている、と主張する有様だ。

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