「ツートップ」との明暗くっきり
とはいえ、NTTドコモの「ツートップ」戦略によって、シャープの2013年夏モデルが振るわないのは確かなようだ。
シャープは「スマートフォンの販売台数は公表していません」というが、6月の携帯電話の販売台数はNTTドコモ向けだけで約7万台が売れたとみられる。
NTTドコモは、ソニー製とサムスン製の「ツートップ」の6月の販売台数が合わせて120万台を突破したことを明らかにしている。2製品でシェアの8割を占めた、とされるから、「ツートップ」とシャープ製とではケタ違い。シャープ製も含め、ツートップとそれ以外の機種とでは明暗がはっきり分かれたようだ。
シャープは7月12日、KDDI(au)向けのスマートフォンにIGZO搭載モデルを投入。ソフトバンク向けにはタブレット端末を発売し、巻き返しを図る。
ちなみに、シャープは「ツイッターは一般の方に向けたものではありますが、これが正式なメッセージといわれると、ちょっと微妙なものがあります」と話している。