「特別功労者として国葬として現内閣に進言すべき」
東電の廣瀬直己社長は9日、「吉田さんの思いを胸に、吉田さんが命を賭して守った福島の復興に向けて全力で取り組んでまいります」とするコメントを発表した。
「官邸・東電本店に挟まれながら日本を瀬戸際で救った方だと思う」――ネットは吉田氏の死を悼む声で溢れかえっている。
お笑い芸人のほっしゃんは「吉田さんがいなかったら、確実に日本は終わってた。ありがとうございました。お疲れ様でした。心よりご冥福をお祈りします」、みどりの風・谷岡郁子参議院議員は「東電福島第一発電所の元所長、吉田昌郎さんが死去。いろいろな思いを胸に逝かれたのだろうと思うと胸が痛みます。不十分な準備、本店のいい加減さの中で現場をよくまとめられました。合掌」とそれぞれツイートした。
また、「あの事故の後、ほとんど休まず帰宅せず現場を指揮しつづけ、作業員の方々を励まし、東電本店からの無体な指示に罵声をあげ海水注入をし続けたと聞いています。どうか、安らかに」「身体を張って、本店の命令に背いて指揮をとり、被害を最小限にとどめた、国の恩人です。合掌。あの事故の本を何冊か読みましたが、本当に尊敬・信頼できるリーダーがいたことに感謝します」「良い人ほど先に逝ってしまうなぁ。どうしようもないのばっか長生き。吉田昌郎様…ありがとうございました。合掌」「吉田氏の努力は当時の民主党は勿論、国会議員や東電の上層部は特別功労者として国葬として現内閣に進言すべき東日本大震災へ功労ぶりには後世に伝える義務が今生きている国民にあると考える。吉田元所長の御冥福を心より御祈り申し上げます」と一般の人からも感謝の言葉が相次いで寄せられている。