TBS「訂正・謝罪はしていない」
一方、6日の毎日新聞朝刊は、TBSの龍崎孝政治部長のコメントを掲載した。
「報道局長が自民党を訪問し、抗議に対し文書で回答するとともに説明したが、放送内容について訂正・謝罪はしていない」
として、「事実上の謝罪」を真っ向から否定している。自民党サイトに掲載された5日の西野報道局長の回答文も、
「弊社としましては、『問責決議可決に至る過程についての説明が足りず、また民間の方のコメントが野党の立場の代弁と受け止められかねないものだった』等と、御党より指摘を受けたことについて重く受け止めます」
「弊社としましても、今後一層様々な立場からの意見を、事実に即して、公平公正に報道して参る所存です」
などというもので、直接的な謝罪表現は使われていない。この両者、「事実上」をめぐって、まだまだ平行線をたどりそうだ。