アダルトビデオ(AV)にはよくお世話になっているが、AV女優という「職業」は受け入れられるか?―インターネット上でこんな議論が巻き起こっている。
きっかけは、自身の職業を非難するようなツイートに対する、AV女優の紗倉まなさん(20)の反論ツイートだ。
「視野の狭さではなく、人間性の問題」
「あたしはたかだか20年間しか生きていない小娘だけど…到底まだこれから先に知っていく底の深さすら分からないことばかりだけれど…それでも何かを感じ取る瞬間もあったりするんです。語弊もありそうで発言するというのは難しいですね。でも何回も推敲して文字を綴ることができるなんて本当に便利です」
紗倉さんは2013年7月3日にこんなツイートを投稿したが、これに対し、あるユーザーから
「まなつんは間違いなく頭いいね。それだけに安易にAV女優という道を選んで、人生を崩壊させた事が残念でなりません。20だからわかること、20だからまだわからないこと、色々あります」
とのリプライが寄せられた。
紗倉さんをバッシングするような内容ではないが、「安易に」「人生を崩壊」という文言にカチンと来たのか、紗倉さんは「『人生を崩壊』とまで断言してしまう、【あなただけの視野で見ている世界】が残念でたまりません」と怒りのにじんだツイートを返した。
そのユーザーから「うん、でも、自分のそんな視野の狭さは言ってもらえないとわからないから。きついこと書いたのに返事くらて、ほんとにありがとう」(原文ママ)と、批判の意思はなかったと取れる返信が寄せられたが、紗倉さんの怒りはおさまらなかったようだ。
「色々なAV女優さんに興味をもたれていながらそんなことを心の中で思って先程の様な発言をされたのであれば、発言と行動が矛盾しまくりではないでしょうか?【視野の狭さ云々】ではなく【人間性】の問題だと思いますよ」
と糾弾した。