ものまねタレントの星奈々さん(40)が、阪神タイガースの和田豊監督(50)と不倫関係にあったと、「週刊新潮」2013年7月11日号の誌上で自ら暴露した。和田監督は7月3日、「シーズンの大切な時期に一個人のことで一部週刊誌をにぎわせてしまい、関係者、ファンの皆様には申し訳なく思っております」との謝罪コメントを発表している。
真面目で実直そうな監督のスキャンダルに野球ファンは衝撃を受けているが、それ以上に話題になっているのが「星奈々って誰?」ということだ。報道では「モノマネ女王」とも言われているが、一体どういう人物なのか?
ものまね王座決定戦で優勝3回、準優勝1回
星さんは1993年、タレント同士がトーナメント形式でものまねを競う「ものまね王座決定戦」(フジテレビ系)に出場し、ものまねタレントとしての活動を本格的にスタートさせた。お笑い的要素を排し「いかに似ているか」の一点で勝負する実力派スタイルで、2000年までに優勝3回、準優勝1回という好成績を収めている。
主なレパートリーは歌手の松田聖子さん、ホイットニー・ヒューストンさん、大黒摩季さん、いしだあゆみさんなどで、YouTubeにアップロードされている星さんのものまね動画には「これを観ると、ほとんどのモノマネはホンモノじゃない気がする」「笑いに走らないでもちゃんと場が持つから偉いなぁ」「必ず75点は超える安心のブランド、それが星奈々」など絶賛コメントが並んでいる。
02年には歌手デビューを果たし、趣味の競艇にまつわる仕事もしていたが、00年代後半からめっきりメディアで見かけなくなった。
うつ病から復帰後のTV出演で「恋におちて」を熱唱
週刊新潮の記事では、和田監督が松田聖子さんの大ファンであることから交友が始まり、05年に不倫関係に発展。07年末に関係が解消され、星さんはストレスからうつ病に。薬の副作用でものまねができなくなり、仕事ができなくなってしまったとある。
久々のテレビ出演となった12年5月放送の「激突ものまねウォーズ」(TBS系)では、「体調を崩して声も出なくなっちゃって、(今は)だいぶ良くなった」と明かしていた。なお、この時星さんは小林明子さんの「恋におちて-Fall in love-」を披露している。
それからは地方のディナーショーやものまねイベントなどに出演し、精力的に活動しているようだ。13年6月には、千葉・舞浜で企業パーティーのステージに出演したことがものまねタレントのコージー富田さんのブログから、北海道・根室でイベント出演したことが、中森明菜さんのものまねをする中森あきないさんのブログから明らかになっている。