オリンパスで発覚した巨額の粉飾決算事件をめぐり、東京地裁は2013年7月3日、元社長の菊川剛被告(72)ら3人にいずれも執行猶予付きの有罪判決を下した。菊川被告は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)、元副社長の森久志被告(56)は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役4年)、元監査役の山田秀雄被告(68)には懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年6月)。またオリンパスに対しても罰金7億円(求刑10億円)が命じられた。
オリンパスではこれを受け、「ガバナンス、コンプライアンス体制強化などの改革をさらに進める」としている。