2013年上半期(1~6月)の米新車販売台数は、前年同期に比べて7.7%増の782万9141台となり、半期ごとの台数としてはリーマン・ショック以前の2007年上半期(約824万台)以来6年ぶりの高水準になった。米調査会社のオートデータが7月2日に発表した。
同社によると、6月単月の販売台数を各月の営業日数などを考慮して年間の販売台数に換算すると1596万台になる。年間1600万台規模の新車が安定的に売れたリーマン・ショック以前の状態をおおむね回復した計算になる。
市場をけん引したのは、大型車。小型車中心の「乗用車」が4.5%増にとどまったのに対し、大型車主体の「小型トラック」は11.2%増。小型トラックに分類されるピックアップトラックは15.1%の大幅増となった。
大型車に強い米ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーターが好調。日本車はトヨタ、ホンダが伸ばし、スバルが健闘した。