学校給食のアレルギー実態、初の全国調査へ

   文部科学省は2013年7月3日、「学校給食における食物アレルギー対応に関する調査研究協力者会議」を開き、全国の公立小中学校約500校を対象に、学校給食での食物アレルギーへの対応について7月中にも調査を行うことを決めた。全国規模での調査は初となる。

   東京都調布市の小学校で12年末、5年生の女児が食物アレルギーで死亡した事故を受けたもので、食物アレルギーのある児童生徒の人数や誤食事故の事例、原因食材などを調べる。10月以降に調査結果をまとめ、再発防止策に反映させる。