「状況を把握していないので、お答えしかねます」
やり取りの中で、伊集院光さんは、キャビンアテンダントに対し、一番前の席になるときは、保冷剤入りのものは膝の上に置かないといけないとチェックインカウンターで言うように求めた。しかし、アテンダントは「それはできかねます」と突っぱねたといい、伊集院さんは、ラジオ番組で「ウソでも『上に提案します』って言えってちょっと思う」と批判した。
伊集院さんの告白については、ネット上で賛否が分かれている。
否定的な声としては、「めんどくさいやっちゃなあ(>´ω`< )」「プリンを持ち込めるか最初に聞くべき」といったものがあった。また、「格安エアラインに多くを期待することはできない」「お客様相談窓口に言え」などとする指摘も出ている。
一方で、スカイマークへの批判に賛同する声もある。「伊集院は大人の対応をしている」「ルールの後出しじゃ、そりゃユーザーが怒っても仕方ない」「完全にスカイマークの対応ミスじゃんwww」といった意見だ。
スカイマークの広報担当者は、取材に対し、保冷剤を上の棚に置けない理由として、水漏れしてほかの客に迷惑をかける可能性があるからと説明する。液漏れしそうなビン類も同様だという。
一番前の席については、膝の上に乗せてもらうようにしているとした。保冷剤を包めるブランケットも用意しており、アテンダントの判断で案内もありうるという。伊集院さんに案内しなかったことについては、「状況を把握していないので、お答えしかねます」と答えた。
チェックインのときに、保冷剤のことを説明していないことについては、こう言う。「保守に関する項目を優先的にご案内しており、短い時間ですべて案内するのは難しいと考えています。自動チェックインする方も多数おられますので、機内でご案内することにしています」
伊集院さんの批判については、「搭乗されたかの個人情報はお答えできかねますので、特段申し上げることはありません」と言っている。