HKT48の指原莉乃さん(20)の発言が、一部のAKBファンの怒りを買っている。
かつての自身のスキャンダルのおかげで総選挙1位になれたというような内容で、2ちゃんねるやツイッターで批判の書き込みが相次いでいるほか、「あの」AKBガチオタも怒りのブログを更新している。
「どん底と頂点、どっちも経験させてくれた文春」
指原さんの問題発言があったのは、2013年7月2日放送のバラエティー番組「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)でのことだ。
番組冒頭、司会の明石家さんまさんからAKBの選抜総選挙で1位になったことについて、「ああいうことがあったから良かったんでしょ?」と振られた。
指原さんは「えっ?」と半笑いで戸惑いつつ、「多分あれがなかったら、こうはならなかったので、その週刊誌にもすごく感謝してる」と話した。
さらに「(どん底の状態と頂点の状態)どっちも経験させてくれたのが週刊文春なので」と雑誌名まで出して言い、スタジオは笑いに包まれた。
しかし和やかなスタジオ内とは裏腹に、AKBファンが集う2ちゃんねるの「地下アイドル板」に発言後すぐスレッドが立てられ、「まじ最低だなこいつ」「マジかよ莉乃たむ。。。それだけは言っちゃダメだわ。。。」「悪寒がはしったわ」など非難の書き込みが相次いだ。
よしりん「悪魔が映った瞬間TV消すべきだった」
ツイッターにもこの発言が広まり、「信じられない、アイドルの資格無し」「ルールを破った事にまるで反省が無い」と批判され、指原さんのファンからも「文春に感謝しちゃダメだ 擁護できん」との声が上がっている。
さらに熱烈なAKBファンとして知られる漫画家の小林よしのりさんは、7月3日に更新したブログで指原さんを「悪魔」呼ばわりし、
「悪魔がまたスキャンダルネタで笑いを取って、週刊文春に感謝してる。『ふざけるんじゃないよ!週刊文春にどれだけわしが悩まされたと思ってるんだ!ばかやろーーーーっ!』と怒り狂わねばならない。『悪魔が映った瞬間にテレビを消すべきだったな~~~』と後悔する」
と苛立ちをぶちまけている。
一方、「さすがだ(笑)(笑)(笑)文春ざまあみろ」「たくましい、好感が持てる」「九州女性のもつカラッとした明るさと芯の強さ、サービス精神を体現してますね」など、指原さんの発言を面白がり、擁護する声もある。