ホンダとアメリカのゼネラル・モーターズ(GM)は2013年7月2日、ニューヨークで共同会見を開き、燃料電池車の基幹技術の開発で提携すると発表した。
燃料電池車は燃料となる水素を空気中の酸素と反応させて電気を生み出しモーターを動かす仕組みで、次世代のエコカーの主力になるとみられている。
両社はそれぞれ単独で研究開発を進めてきたが、多額の資金が必要なことから、2020年の実用化を目指して、より高性能な燃料電池や圧縮した水素を入れるタンクを共同で開発することになった。
また、燃料電池車の本格的な普及に向けて、水素を充填するための施設などインフラの整備や、技術の規格化などを共同で進めていくとしている。