東京株式市場は2013年7月2日、日経平均株価が一段と値を上げ、終値で前日比246円24銭高の1万4098円74銭の高値で引けた。終値での1万4000円台は5月29日(1万4326円46銭)以来、ほぼ1か月ぶり。
株価は前日比116円高の1万3969円で寄り付き、すぐに1万4000円を回復。その後、1万3900円を割る場面もあったが、そこから再び急上昇した。
円相場は1ドル99円台の半ばから後半の円安基調が続き、買い材料となった。このところの株価下落を招いていた原因でもある中国の金融不安がやや後退して、落ち着きを取り戻しはじめていることもある。
ただ、株価はこの4営業日で1200円超も急騰しており、高値では利益確定の売りも出やすい状況にある。