対馬の仏像盗んだ韓国人窃盗団に実刑 対馬市長は返還求め「直談判」

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   長崎県対馬の寺社から韓国人窃盗団が仏像を盗み出して韓国に持ち去り、その後現地で逮捕された事件で、韓国の裁判所は2013年6月28日、主犯格の男に懲役4年、実行犯の男2人に懲役3年の実刑判決を言い渡した。

   この事件では、対馬にある観音寺から「観世音菩薩坐像」が、また海神神社からは「銅造如来立像」が盗み出された。このうち観世音菩薩坐像は、韓国中部にある浮石寺が中心となって「もともと自分たちのもの」と主張し、韓国の裁判所がこれを受け入れて日本への返還を差し止める仮処分を決定。いまだに仏像は日本に戻ってきていない。

   このため、対馬市の財部能成市長は6月28日に韓国・大田市にある韓国文化財庁を訪問し、仏像の早期返還を求めたと複数のメディアが報じた。

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