「守ってあげたいと男心をくすぐる!」
「イマドキの愛され顔はこれ!」
「困り眉」なるメーク方法が、こんな文句でメディアに取り上げられている。
アイドルや女性誌のモデルなどがこぞって実践し、それに憧れる女性が増えているらしい。しかし残念ながら、男性からの評判はあまりよろしくないようだ。
無表情の青文字系モデルから「困り顔可愛い」風潮に?
「困り眉」とは眉毛をふんわりと平行に太く描き、眉尻は本来の位置より下げて描く。あるいは眉毛全体を平行より少し傾けて、軽い「ハの字」に描き、困っているような表情を演出するメークだ。
歌手の加藤ミリヤさん(25)が2008年頃から取り入れ、最近ではAKB48の島崎遥香さん(19)や大島優子さん(24)、Perfumeの大本彩乃さん(24)らの名前が挙がっている。
ギャル限定のリサーチ&ランキングサイト「GRP(ギャル・リサーチ・プレス)」編集長の安部舞紗さんによると、「青文字系(編注:東京・原宿で多く見かけられる個性的なファッション)の女の子で困り眉にしている子は多い」とのことだ。
ギャル系のファッション誌では「元気いっぱい、歯を見せて笑う」モデルが多く、それが可愛いとされているのに対し、青文字系ではあまり歯を見せて笑わない、無表情のモデルが多い。その中で「困った顔が可愛い」という風潮が生まれたのでは、と分析している。