ウィンドウズ8.1「スタートボタン」復活は嘘? 海外メディア「本質的な欠陥の改善になってない」

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「なんだよ・・・ぬか喜びかよ」「7であと10年は行ける」

   この「スタートボタン」の中途半端な復活にネットでも、

「ウインドウズ7を使い続けるのが一番ですねw」
「7であと10年は行ける」
「なんだよ・・・ぬか喜びかよ。やっぱ、W8は使いたくないなぁ」

とまたもや嘆息が広がっている。

   ただ、数字で見ると、ウィンドウズ8は売り上げでは問題がないように見える。マイクロソフトが5月に発表したところによると、アップデートとOEMへの販売を含む累計販売本数は1億を超えた。「史上最速のペースで売れたOS」ウィンドウズ7よりは少し時間がかかったものの、目だって悪いペースとはいえない。

   しかし、実際にユーザーの間で、ウィンドウズ8がこの数字通り受け入れられているのかは微妙なところだ。日本経済新聞の2013年6月3日付けの記事は、法人向けのパソコンが、ほとんどウィンドウズ7にダウングレードされた上で出荷されている状況を指摘している。8には「ダウングレードライセンス」があるので、8向けにつくられたパソコンを、7にダウングレードして「ウィンドウズ7搭載パソコン」として売ることは可能だ。ところが、これが販売集計上は、「ウィンドウズ8搭載パソコン」としてカウントされるのだという。

   こうしたダウングレードの動きは個人向けにまで広がっており、日本でも約8000円で代行するサービスがネットに複数ある。4月にはアメリカで、マイクロソフト認定センターによるダウングレード代行サービス(125ドル前後)が登場して話題になっていた。

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