文春、新潮で「スキャンダル」報道続く 自民、参院選前に「ゆるみ」、公認取り消しも

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   東京都議会選で「完勝」を果たすなど高支持率に支えられて好調が続く自民党だが、足元を見ると実はスキャンダルが続出している。週刊誌報道をきっかけに参院選候補2人の公認が取り消されたほか、相次いで幹部の女性スキャンダルも明らかになっている。参院選までは「自民一人勝ち」の様相だが、それ以降の見通しは不透明だ。

公認取り消された候補の声明文が「うり二つ」

   ここ半月で比例区から出馬予定だった候補が相次いでスキャンダルを原因に公認を取り消されている。6月10日には、元女優の田島みわ氏(49)の公認を取り消した。「週刊文春」に元暴力団組長との愛人関係を指摘されていたことが原因だ。

   6月26日には、ドッグトレーナーの田辺久人氏(53)の公認を取り消した。「週刊新潮」に、元暴力団関係者との関係を指摘されていたためだ。公認取り消しは他の候補に与える影響を考慮したためだという。

   公認を取り消された2人は、ウェブサイトで公認を「辞退」したことを表明しているが、いずれも週刊誌報道のどの部分に反論しているのか不明だ。どういう訳か内容そのものもうりふたつ。「コピペ」との指摘は免れない。

   「関係各所に指示を仰ぎつつ、毅然とした対応を致して参りましたが、まずは、私自身の身の潔白を明らかにすることが大切だと考え、断腸の思いで、公認を辞退させて頂くことと致しました」(田島氏)

   「本件については、法的対応を含めて関係各所に指示を仰ぎつつ、毅然とした対応を致して参りましたが、私自身の身の潔白を明らかにすることが大切だと考え、断腸の思いで公認を辞退させて頂くことと致しました」(田辺氏)

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