「与党の第1党のトップの責任が一番大きい」
一度はヤジはおとなしくなったものの、今国会で議員定数削減が見送られたことに話題が移ると議場はヒートアップ。12年11月14日の党首討論で、野田氏と安倍氏は今国会中に定数削減の法案を成立させることで合意していた。結果として約束は反故にされた形で、このことを野田氏が、
「もちろん言い分はあると思います。野党のいろんな考え方があった。民主党がどうだこうだ。でも私は言い訳は聞きたくありません」
と非難すると、議場からは
「ええーーーっ!」
と大きな声。ヤジを飛ばした人は「民主党にも責任の一端がある」とでも言いたげだったが、野田氏は、
「与党の第1党のトップの責任が一番大きいことは当たり前じゃありませんか!」
と続けていた。