13年夏参院選 野党はいま
民主党が「野党として」参院選公約発表 個別政策で争わず「方向性」で差別化ねらう

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「現実的な内容にした。立場は立場」

   今回もマニフェストは、「野党色」が強まったことも特徴だ。

「今回の参院選が終わって政権が担えるかというと、それはあり得ないこと」

という理由で、ほとんど数値目標は盛り込まれなかった。マニフェストに対応する日本語も、これまでの「政権政策」「政権公約」といった言葉から「重点政策」に変更。桜井氏は、

「政権を担わせていだいた上で信頼を失う原因になったひとつが、こうやって数字を挙げてきたことだと思っている。そういうことを踏まえて現実的な内容にさせていただいた。やはり立場は立場だと思う」

と釈明。従来のマニフェストと比較してあまり変化がないという指摘には、

「いくら訴えても、届かなければ終わり。それが届くという点では、かなり工夫している」
「なんで同じ内容ということになるんでしょうか?私は逆に言うと理解できない」

と色をなして反論する一幕もあった。

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