2010年9月にAKB48を卒業し、11年10月に芸能活動を再開した小野恵令奈さん(えれぴょん、19)がイベントで行った「ファンとの2ショット撮影会」が「凄すぎる」とインターネット上で話題だ。
ファンとの密着度合いがかなり高い写真に「風俗みたい」という非難の声も上がり、小野さん本人が「ええやん なにしたって」と反論する事態に発展している。
CDアルバム3種類同時購入した人が2ショット撮影できた
話題のイベントは、13年6月19日発売の小野さんのファーストアルバム「ERENA」を記念し、6月18日から23日にかけて全国6会場で開催されたものだ。
初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤の3種類を同時購入した人が、インスタントカメラ「チェキ」で小野さんと2ショットを撮影できる「2ショットチェキ撮影会」が行われた。
参加した複数のファンがツイッターで2ショット写真を投稿したのだが、撮影時に小野さんが行ったファンサービスがなかなか大胆なものだった。
男性ファンには肩に抱きついて頬に鼻を寄せたり、腕に絡みついたり、正面から抱き合ったり。女性ファンには向かい合ってキス寸前のような体勢を取ったり、ファンを抱きしめて頬にキスをしたりと、かなりの密着ぶりなのだ。
小野さんが元いたAKBの2ショット撮影イベントでは、ボディータッチはおろか、メンバーとファンの立ち位置が近付くことすら禁止される場合もある。他のアイドルでも小野さんほどの対応はまれで、今回の「超密着」サービスは異例と言える。
「愛情表現してるまで」「みんなに愛を持って接する、当たり前」と反論
この写真がツイッターや2ちゃんねるで出回ると、「ぞっとする 親は娘がこんな仕事してるの知っているのか 風俗じゃないか」「悲惨だな 本人は疑問を感じないんだろうか」「えれぴょん…終わったな…」など、「さすがにやりすぎだ」として非難の声が上がった。
こうした声が本人に伝わり、小野さんはツイッターで「ん?愛に(会いに)来てくれたみんなに愛情表現してるまでです。何がダメとかいいとかないでしょ」「ええやん なにしたって。愛を持って会いに来てくれてるみんなに愛を持って接する、当たり前やろ」「残念ながら 終わりません」「まじおこ おこやで」と、怒りをにじませながら反論した。
小野さんは女優業を勉強するための海外留学を理由にAKBを卒業していたが、実際には留学していなかったと復帰時のブログで明かし、「結局留学しなかったのか」「都合よすぎ」など批判を浴びていた。12年6月にCDデビューしてからは、ライブイベント、ファンとの接触イベントが主な活動の、いわゆる「地下アイドル」色が強くなり、「女優の夢は何だったのか」と疑問視されていた。こうした背景から、今回の「超密着チェキ」に対する非難の声が強まったものと思われる。
一方小野さんのファンは「僕は支持します!ラブアンドピース!」「えれぴょんの優しさなんだから叩く奴が意味分からない」「ファン目線のえれぴょん好きでする」と、小野さんに擁護のリプライを送っている。