OECD調査では「ワークライフバランス」12か国中最下位
13年5月に発表されたOECDの幸福度調査「より良い暮らし指標(ベターライフインデックス、BLI)」でも、日本人が「生活に満足している度合い」はG8中、ロシア、イタリアに続き下から3番目。さらに、「ワークライフバランス」は先の12か国中でも最下位だった。
BLIでは、日本の「ワークライフバランス」について、長時間労働者の割合が加盟国中2番目に多かったほか、余暇や睡眠、食事の時間が平均を割り込んでいるなどと説明している。
CIPDのランキング結果では、「暮らしの満足度」は平均収入と強い相関関係にあると説明しているが、日本についてはこうしたことも影響しているのかもしれない。
ちなみに、CIPDの調査では「日本は高齢労働者がもっとも多く、労働力の17%が60歳以上」「アメリカの約20%の会社がペットを連れてきても良い」「フランスにはランチタイムが22分しかない」「インドでは雇用されていないほうが雇用されているよりも幸せである」といったことも判明したという。