「首を吊るつもりでロープを買って遺書を書いた」
さらに、自殺に関して遠野さんは、2年位前は自分の命を絶つことで毎日頭がいっぱいだったと明かす。首を吊るつもりでロープを買い、遺書を書いて、死ぬ為の準備を進めていた。ただ、いざとなると恐ろしくなって、毎晩毎晩「いのちの電話」に電話をしてたくさん泣いた。ブログを読んで自殺を思いとどまった、という相談に対しては、
「ごめん、泣いちゃった。涙が止まらないよ。ありがとう、ありがとう、私の方こそあなたに『ありがとう』を、いつまでも言い続けたい。よく思いとどまってくれたね…本当にありがとう。生きていてくれて本当にありがとう。あなたをいっぱい抱きしめて、いっぱい頭を撫でてあげたい!!」
と書いている。
ブログは大人気で、多い日には1日だけで62万アクセスあり、相談の数は6月15日までに2000を越えた。遠野さんは子役を経て1999年にはNHK朝の連続テレビ小説「すずらん」のヒロイン・常盤萌に抜擢され一躍有名に。09年5月に入籍したものの72日でスピード離婚。
2012年初めにはテレビのバラエティー番組で、「男の人が大好き」「7股交際したことがある」などと仰天トークを連発。こうした発言で再ブレイクし、引っ張りだこになった。
ブログを始めるときも、私生活では様々な心の病や問題を抱えていたようで、そうした体験から出る言葉の一つ一つが読者の心をつかんでいるようだ。