自民党の高市早苗政調会長は福島第1原発の事故で死者は出ていないとした発言について、「私自身のエネルギー政策の発言のすべてを撤回させていただきます」と2013年6月19日、党本部で謝罪した。
高市氏は17日、神戸市で講演を行った際に原発事故に関して「死亡者が出ている状況ではない」として安全性を確保して原発を活用すべきだと発言。当初は「誤解されたのであれば、しゃべり方が下手だったかもしれない」などと撤回はしない意向だったが、自民党福島県連が19日に抗議文を党本部に提出したため、撤回に追い込まれた。自身の進退については安倍晋三首相に一任するという。