安倍晋三首相と民主党の細野豪志幹事長がフェイスブック上で論戦していることについて、自民党の小泉進次郎青年局長が2013年6月18日、「個人の名前を挙げて反論、批判はすべきではない。いちいち批判に反応していたらきりがない。批判はあって当たり前だ」と述べ、首相をいさめた。毎日新聞などが報じた。
小泉氏は「首相は何をやっても批判はある。面白くないな、分かっていないな、と思うことがあっても、政治家の宿命だと思いながら結果を出すことに専念したほうがいい」と話したという。
事の発端は2013年6月12日、田中均元外務審議官が安倍政権の外交政策を毎日新聞上で批判したことだ。安倍首相は田中氏をフェイスブックで「外交を語る資格がない」と断じ、これに民主党の細野豪志幹事長が、「首相が一個人の発言について批判するべきではない」と自制を求めた。安倍首相・細野氏は応酬を続け、民主党議員も「参戦」するなど、ネット上で「論戦」が繰り広げられている。