麻生太郎副総理・財務・金融相は2013年6月18日の閣議後の記者会見で、主要8か国(G8)首脳会議を受けて、「日本の経済政策(アベノミクス)が首脳会議でも容認されて、ある程度認知されつつある」との認識を示した。
「デフレからの脱却、経済成長が世界経済の発展のために役立つ」と話し、政策意図が理解されている、とみている。
政府は6月14日に閣議決定した経済財政運営の基本方針「骨太の方針」で、国内総生産(GDP)に対する国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字を15年度までに10年度に比べて半減させる目標を掲げており、麻生財務相は「その方向にそって経済財政を運営していく」との方針を述べた。