自民党の高市早苗政調会長は、原発再稼働を目指すことにあたり、「事故を起こした東京電力福島第一原発を含めて、事故によって死亡者が出ている状況ではない。安全性を最大限確保しながら活用するしかない」との考えを示した。2013年6月17日、神戸市の自民党兵庫県連の会合で語った。
自民党は7月の参院選公約の最終案で、原発再稼働について「地元自治体の理解を得られるよう最大限の努力をする」との考えを盛り込んでいる。高市氏は産業競争力の維持には電力の安定供給が不可欠としたうえで、「廃炉には莫大なお金がかかるが、稼働しているあいだのコストは比較的安い」とした。