「またヤってる客いるよーん笑」 防犯カメラに「客の性行為」、カラオケ店員が晒して大騒動

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   カラオケ店に勤務している女性が個室の防犯カメラの映像をツイッターでアップし、騒動になっている。

   ツイートは削除されたが、従業員が個室内の様子をネットに流出、しかもそれが「客の性行為中の画像」という「珍事件」だったということもあり、騒ぎは広がり続けている。

女性が男性の上にまたがった画像が流出

   問題のツイートは2013年6月16日に投稿された。

「バイトなう♪またヤってる客いるよーん笑笑 カメラで丸見えだからみんなきおつけてー笑笑」(原文ママ)

   こんな文章とともに、女性が男性の上にまたがって性行為していると見られる姿が映った防犯カメラの画像をアップした。

   この従業員の同僚と思われる女性も、同じ防犯カメラの画像とともに、「カラオケでやるの本当やめた方がいいよ!笑 全部丸見えだしハッキリ見えるからね!笑 こっちが片付けとかするんだから!ホントにやるなら家とかでやってください」とツイートした。

   軽い気持ちでツイートしたのだろうが、これが大量にリツイートされ、多くの人の目に触れることとなった。さらに2ちゃんねるでも「カラオケ店員のTwitterで店内セックス画像が晒されてるwwwwww」など複数のスレッドが立てられ、一般的には禁止されているカラオケ店個室内での性行為を晒されてしまったカップルを嘲笑するような書き込みが多数投稿された。

   あまりの反響のためか、問題のツイートは6月17日時点で削除されている。

防犯カメラ映像の無断利用は個人情報保護法違反

   一方、従業員の「防犯カメラの映像をネット上にアップする」という行為に対し、「これって盗撮になるの?それをネットにアップしたってかなりやばいんじゃないのこの子」「こうゆうのって守秘義務違反とかにはならないの?」などと疑問の声が上がった。さらに従業員の行為を問題視した人が、この従業員の過去のツイートから店名と場所をほぼ特定し、店舗に「早急に問題の店員に対しての処分を」などと訴える通報メールまで送られる事態となった。

   経済産業省公式サイトの「個人情報保護ガイドラインQ&A」には、防犯以外の目的で映像を利用する際、「防犯カメラの撮影により得られる容姿の映像により、特定の個人を識別することが可能な場合には、原則として個人情報の利用目的を本人に通知又は公表しなければなりません」とある。防犯カメラの映像を、映っている人に無断でツイッターに掲載するのは個人情報保護法に反していることになる。

   この店を運営する会社に事実確認を試みたところ、「フランチャイズなので、こちらも状況を把握できていない。現在店舗に事実確認している最中」とのことだった。

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