もはや食傷気味なアイドルアニメ それでも挑戦する「ヤマカン」に期待の声も

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08年の「かんなぎ」でアイドルアニメを作っていた?

   ただ、ネットでは、

「やるのが何年か遅いわ。女の子+歌(アイドル)はもうやりすぎで食傷だろ」
「アイマス、ラブライブ!・・・もうお腹いっぱいです」

など「いまさら」といった意見が多く出ている。

   アイマスもラブライブ!もアニメは終了したが、キャラを演じた声優による新曲CDのリリースやコンサートの開催は継続中で、また、「ハヤテのごとく!」といった長期放送されているアニメなどにもアイドルキャラが登場、キャラを演じている声優がCDのリリースやコンサートを始めている。おそらく「Wake Up, Girls!」の7人のキャラも同じようなことを仕掛けるつもりなのだろうが、こうした戦略に関しては「バスの席が埋まっている」という理屈のようだ。

   とはいうものの、ヤマカンに期待する声がないわけではない。ヤマカンの名前が知られるようになったのは2006年に放送されたアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」からで、エンディングを担当した。4人の主要キャラが歌い踊るアニメが大評判となり、「ハレハレダンス」として世界中のハルヒファンが踊って、その様子をユーチューブに投稿する、といった一種の社会現象になった。

   アニメ「らき☆すた」では初めて監督に就任し、オープニングのダンスシーンなどが好評だったが、途中で監督を降ろされてしまう。

   しかし、08年から監督をしたアニメ「かんなぎ」をヒットさせ「復活」を果たした。実はこの「かんなぎ」、主人公は神社の精霊のような存在なのだが、オープニングはなぜか売れっ子アイドルの設定だった。これが非常によくできていると評判で、今でも強烈に記憶している人が多い。

   そのため、ヤマカンはアイドル物の、先駆者的な存在だとし、

「ヤマカンなら絶対に凄いことをやらかしてくれるはず」

などと期待する声も出ている。

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