本田圭佑選手の目は大丈夫なのか 病気の可能性も報じられるが…

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専門家「病気ならサッカーを90分続けるのは難しい」

「確かに、この病気では、眼球突出という症状が出ます。白目が大きく見えるのは、グレーフェ徴候でないとは言い切れません。しかし、すべてそれで説明はつかず、実際に診てみないと分からないですね。あのぐらいではバセドウ病ではないという医師は、ほかにもいます。それに、ホルモンが出る量が多ければ、サッカーの試合を90分続けるのは難しいと思います」

   別の大学病院医師も、取材に対し、「目がギョロっとするところを見れば、バセドウ病の可能性はありますが、全身疾患なのでサッカーの試合ができるか疑問ですね」と言う。

   歌手の絢香さん(25)もバセドウ病を告白して話題になったが、2年間の休養を経て復帰後も、ホルモンが十分に下がらないとワンステージをできないぐらい疲労がたまると専門家が指摘していた。

   ネット上では、本田圭佑選手が所属するCSKAモスクワの監督が、本田選手が2013年1月末にインフルエンザ合併症になったことを明かしたと報じられたことから、その影響ではないかとみる向きもある。目の周りの神経が麻痺するギランバレー症候群や、それと似たフィッシャー症候群ではないかというのだ。

   しかし、近畿大学医学部の楠進教授は、取材に対し、それは考えにくいとしている。

「ギランバレー症候群は、一過性の症状ですし、重症になりますので、サッカーの試合はできないでしょうね。フィッシャー症候群についてもそうです。一般的に後遺症は残りませんが、たとえ残っていたとしても、サッカーはなかなかできないと思います」

   本田選手の目については、いろいろ報じられるが、真相は分からないままだ。

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