タレントの矢口真里さん(30)が俳優の中村昌也さん(27)との離婚を発表して2週間が経過したが、中村さんが既にテレビ番組で活躍しているのに対し、矢口さんは依然「雲隠れ」を続けている。
不倫、全裸で土下座、まだ浮気相手との関係が続いている…など、とても本当とは思えないことを好き放題報道されてきたが、矢口さんがコメントを出さないことで印象は悪くなる一方だ。芸能界の先輩やかつての仕事仲間からも「早く出てきて」との声が上がっている。
自宅浮気バレた大鶴義丹「即会見すること。ほっとくとまずい」
矢口さんとかつてバラエティー番組「クイズ!ヘキサゴン」(フジテレビ系)で共演していたタレントのつるの剛士さんが、2013年6月6日に都内で行われたイベントで矢口さんの離婚と不倫騒動について聞かれ、「やったならやった、やってないならやってないと言った方がいい」と話した。
和田アキ子さんは、自身が司会を務める番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)に矢口さんが準レギュラーとして出演しているという縁があるが、6月12日に都内で行ったコンサートツアーの公開リハーサルで「みなさんに迷惑を掛けたのだから早くハッキリさせて謝罪した方がいい」と、やはり「自分の口で説明と謝罪を」という意見を表した。
ほかにも女医の西川史子さんが6月9日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で「出てきて説明をしないと始まらない。説明しないからこそ毎週毎週サンジャポにも取り上げられて、私もベラベラしゃべって。憶測が憶測を呼んで、より悪いほうにいっちゃってる」、自身も過去に自宅での不倫がばれて離婚に至った俳優の大鶴義丹さんが6月13日放送の「アウト×デラックス」(フジテレビ系)で「即会見することですね。ほっとくとまずいですね」と、早く公の場に出てくることを勧めている。
とにかく今のままでは「復帰の可能性はない」
ここまで「出てこなければまずい」「自身の口で釈明を」と言われながら、頑なに表に出てこないのはなぜなのか。
芸能評論家の肥留間正明さんは、「本人とマネジメント側の対応処理能力が最悪だった」と話す。
矢口さんの場合は逮捕されたという話でもないし、男性を自宅に連れ込むというのは今の世の中ならあってもおかしくない話だ。不倫報道が出たばかりの時に、集中砲火を浴びても堂々と出てきて、本当のことを言わないにせよ、何かしらの説明をしなければいけなかった。本人がその気でなくともマネージャーが引っ張り出してくるべきで、そうしなかったのは「大失態では」と肥留間さんは首をかしげる。
現在は「体調不良」で休んでいるが、今からでも「体調が良くなった」などと言って出てくるべきだというのだ。何らかのコメントをすれば、マスコミも「これでまあいいか」と報道の姿勢を弱める。そうして「悪女キャラ」なり「スキャンダルをイジられるキャラ」に転向すれば、このピンチを乗り切れるのではないかと見ている。とにかく今のままでは「復帰の可能性はない」と断言した。