「日本のサイトは車椅子OK検索機能がない」 乙武洋匡、批判受け「間違いでした」と謝罪

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「僕が利用していた時は機能なかった。普段利用している大手サイトにもない」

   こうした批判を受けて、乙武さんは13年6月11日、「読売新聞朝刊(6月8日付)での発言について」というブログを更新した。

   「本日は、お詫びしなければならないことが」という書き出しで、「あわてて調べてみると、たしかにある大手レストラン検索サイトでは、『こだわり検索』というメニューから(中略)『車椅子で入店可』の文字が」と自分の誤りを認めた。

   その上で、「僕もこのサイトは数年前まで利用させていただいていたのですが、その時点ではそうした機能がなかったんです。調べてみると、2010年7月から『飲食店のバリアフリー情報掲載開始』とのこと。3年前からこうした検索ができるようになっていたことを、まったく知らずにいました。さらに、私が普段レストランや宿泊施設を検索する際に利用している大手サイトにはこうしたチェック項目がないことから、上記のような発言につながってしまいました」と弁解し、「誤った認識を与えてしまった読者のみなさま、読売新聞、さらには先駆的な取り組みとして、こうした検索機能を付加してくださっているサイト運営会社のみなさまに、謹んでお詫び申し上げます」「もっと、自身のなかでの情報をアップデートしていく必要を痛感しました。本当に申し訳ありません」と謝罪した。

   ブログの最後は乙武さんらしい前向きな文章で締めくくっている。

「こうしていくつかのサイトでバリアフリー対応のレストランや宿泊施設が検索できるようになっていたことには大きなよろこびを感じるとともに、社会の進歩を感じます。こうしたサービスが広く普及することで、障害のある人々が気兼ねなく外食したり、旅に出かけたりすることができる社会の実現に近づくことを切に願っています。」
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